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 ●●    カラダとココロの読む処方せん
  ●         ◇mail magazine 第10号◇
     ------------------------2005/4/8(金)-----●

        
       【さだちゃんの健康倶楽部21】 
        http://fukuroyasan.hp.infoseek.co.jp/

 カラダとココロの読む処方せん (ID:0000135029)

   ----□■□ CONTENTS:目次 □■□-----------

【1】 元気道場 ナカムラ トモコの独り言
   【ナカムラトモコ/コーチング・コーチ・薬剤師】

   筆者都合により暫く休筆いたします。

【2】 筋トレ商店街
   【渡辺知枝/スポーツインストラクター】

【3】 田中直樹の医事問題
   【田中直樹/医師&救急医、全科医】

   今月は筆者多忙の為休載いたします。

【4】 ちょっとコーヒーブレイク 
   【高島さだはる/「さだちゃんの健康倶楽部21」】
           
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【☆.。.:*・°】筋トレ商店街 【渡辺知枝】

「第10話 痛みがある場合の筋トレ」

 はらはらと桜が舞い散って、筋トレ商店街の店先にも次か
ら次へと薄紅色の花びらが降ってきます。
初夏を思わせるほどの日射しに目を細めながら伊丹佐代子
さん(55歳)が筋トレ商店街のちょうど中央あたりにある
安井金物店の店先にやってきました。
 狭い通路をかきわけるように進んだ突き当たり、圧力鍋のコ
ーナーに直行した伊丹さんは、片っぱしから両手で持ち上げ
ては目方を量るように品定めをしています。
「軽いのをお探しですか?」
 タイミングを見計らって店主の安井が声をかけました。
 なんでも、二ヶ月ほど前から急に右腕が上がらなくなり、
かばっているうちに今度は手首まで痛んで買い物の荷物運びは
もちろん料理ひとつするにも大変な苦労をしているとか。
 以前はジムに通い元気にエアロビクスや筋トレもしていたと
いうのに、腕が上がらないのではとあっさり運動をあきらめ、
ジムも退会してしまったそうです。
 利き手が使えないのはさぞ不自由でしょうと安井は最軽量の
圧力鍋や、スライサーなど手首にも負担をかけずに調理ができ
る便利な器具をいくつかすすめました。

「それで今は全く運動はされていないのですか?」
 手際よく商品を包みながら安井が訊くと、伊丹さんは当然の
ように応じました。
「だって痛くない方ばかりあまり動かしたらバランスが悪く
ならない?」
「・・そうですねえ」
 いったんは相手の言葉にうなづきながらも、安井は筋トレ商
店街での13年の経験から得たトレーニング理論と知識と経験
をすばやく引っ張り出しました。

「いろんな考え方がありますけど、僕が以前交通事故に遭って
左手にしびれが残りうまく使えなかった時はとりあえず使える
ほうの腕のトレーニングは続行しましたよ。特別筋力をアップ
させるほどではなく、維持する程度でしたがね。それに足や体
幹部は大丈夫だったから、腕以外は全く普通にトレーニングが
できました。それに、そういうハンディがあったおかげで、身体
のことを前より真剣に考えるようになったし、身体の声に耳を
澄ましてみることができるようになったかな?」

「私の場合はね、逆に、日常生活に困らなければ無理してジム
で辛いトレーニングなんかしなくてもいいような気がしてきた
の。いまさらスポーツで試合に勝ちたいとかスリムな身体にな
りたいとも特別思わないし、買い物や家事や趣味のトールペイ
ンティングができればそれで十分なのよ」

「なるほど。わかるような気がします。日常生活で使える身体
でいられることが何より大切なことですよね。そういう場合は
負荷など使わずに、自分の身体を観察して、ゆっくりした小さな
動きを繰り返すトレーニングがいいみたいです。腕を伸ばして
みるのも、どこの骨が動いてどこにつながって腕が動かされて
いるのか、動かない方の腕はどこが動かないから腕が上がらない
のか、というように、身体をじっくり観察することから始めて
みたらいかがでしょう?
大きく動けるとか早く動けることよりも、身体が本来持っている
動きが生かされているかどうかの方が重要なんです。
 これまでとは少し価値観を変えて身体に目を向けてみてくださ
い」「大きく早く動くことだけが大事ではない・・・覚えておく
わ」

 伊丹さんはお買い上げになった調理器具をキャスターつきの
バッグに入れてお帰りのようです。その背中に、安井がつけ加
えました。
「もう一つだけ。動かせない部分は、想像するんです」
「ソウゾウって??」
「イメージトレーニングですよ。右手が上がらないなら、左手だけ
動かすトレーニングをして、右手はトレーニングしている様子を
頭の中で想像するんです」
「そんな・・」
 ばかばかしいと言いたげな伊丹さんの目に、安井は大真面目
で訴えかけました。
「これが案外ばかにできないんですよ。騙されたと思ってやって
みてください」
 伊丹さんはますます信じられないというような表情でふるふる
と首を振って金物屋を後にしました。
「持ちやすい鍋や使いやすい道具をお探しなら、またいつでも安
井にご相談くださいませ!!」
 伊丹さんの背中を押すように安井の声が後ろから聞こえてき
ました。


 本日もご来店ありがとうございました。
 またのご来店を心よりお待ちしています。
(本文中の登場人物のモデルは実在しますが、筋トレ商店街で
の言動はフィクションです。)

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【☆.。.:*・°】ちょっとコーヒーブレイク【高島さだはる】

「花粉症と日用消耗品」

 桜の開花宣言も出て、入学式、入社式の風景があちこちで
見受けられます。
その晴れ晴れしい中に顔中に大きなマスクした姿を見ないこ
とはありません。また、町を歩いても、車を運転していても
マスクをした姿がよく見られます。

 花粉症をはじめ、化学物質過敏症、アトピー、注意欠陥多動
性障害、自閉症、シックハウス症候群などなど、私が幼い頃に
はほとんどなかったような「病(やまい)」が信じられないくらい
増えています。そして、ほとんどの方は「花粉症の体質だから」、
「遺伝だから」と言って、対症療法に取り組んで居られます。

 しかし、真の原因は何なのでしょうか?

 もちろん、いろんな事が原因として考えられますが、私たちが
日常生活に使っているシャンプー、リンス、洗剤、化粧品などが
主原因の一つにあげられます。

 日用消耗品に使われている有害な化学物質が皮膚を通して
体内に蓄積されていきます。そして その蓄積された量がある
臨界点に達した時に様々な症状として出てきます。特に小さな
お子さんに影響が大きいのは言うまでもありません。
 
 そのような有害な化学物質はたくさんありますが、代表的なも
のにプロピレングリコール(PG)、ラウリル硫酸ナトリウム、
エデト酸塩、水酸化アルミニウムなどです。

 利便性を追及した科学の進歩が思わない形で私たち人間を
苦しめているのはなんとも皮肉な結果と言えるでしょう。
 まず、日用消耗品を安全なものに切り替えて自分のカラダに
有害な化学物質を出来るだけ取り入れないことをお勧めします。

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